代理店制度の見直し

代理店制度を見直す必要性

一度、代理店の制度を作って、そのままにしてはいませんでしょうか?
代理店制度は、商品・サービスの開発と同じように、日々改善を行っていただく必要があります。
ここでは、その必要性について解説させていただきます。

まず、代理店制度が一つしかない、という場合は、早急に2つ目を考案されることをおススメします。
例えば、販売代理店募集(初期費用:〇〇円、募集対象:法人、業務範囲:契約獲得まで)で募集している場合、この制度が有効性があるかどうか、機能しているかはどのように判断できますでしょうか?
思ったより売れている、思ったより売れていない、これでは経営とは言えません。

そこで、紹介代理店募集(初期費用:〇〇円、募集対象:法人、個人事業主、個人、業務範囲:紹介まで)を新しく考案し募集してみてください。
こうすることで、初めて比較検討をすることができ「こっちの方が〇倍資料請求が来る」「法人よりも個人事業主の方が契約までの日数が短くて活動開始も早い」など、改善のための情報を得ることができます。

このように考えると、代理店制度というものは、比較検討しないと、良し悪しが分からないということをご理解いただけたと思います。
もちろん、他社との比較も大事ですが、まずは無料で社内でできる比較検討が本部の成功の第一歩ともいえます。

また、比較検討のために新しく考案するだけでなく、制度自体のブラッシュアップも必要です。
もう少し具体的に説明すると、代理店制度とはおおよそ以下の要素でできていますので、これらを少しずつチューンアップしていくイメージです。

■ 契約名称(ネーミング)
■ 業務範囲(複数の中から選べるようにしておくと良い)
■ 募集対象(法人・個人事業主・個人)
■ 募集地域(全国 or 都道府県単位 など)
■ 初期費用(代理店になるために一番初めにかかる必要)
■ 月額費用(管理費などあれば)※フランチャイズの場合はロイヤリティで設定するケースが多い
■ 研修内容
■ 提供ツール(スターターキット、デモアカウントなど用意しておくと良い)
■ 支援内容(ランディングページ提供、動画マニュアルなど販売を促進する仕組み)

特に最後の3つ、研修内容、提供ツール、支援内容は、固定的なものではなく、毎日改善を加えていきましょう。
この3つが強力になればなるほど、代理店さんも成果を上げやすくなり、同時に代理店も募集しやすくなります。

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