弊社では初期費用を無料にすることは推奨しておりません。
無料にすれば資料請求は集まりますが、代理店側も本部側も甘えが出て、代理店が機能しないということが起こりやすいためです。
ここでは、初期費用をどのように設定すれば良いかを解説します。
まず、将来の理想の状態をイメージしていただきたいと思います。
代理店が多く集まっていて、それぞれが大きな成果を上げている状態です。
この代理店さんは、契約後3ヶ月で〇〇万円の利益がでた。
こちらの代理店さんは、1ヵ月で〇〇件も契約獲得できた。
このような成功事例があれば、そうなるために初期費用を払っても良いという代理店さんが集まります。
上記の理想の状態では、初期費用を無料で集める必要がなくなります。
みなさんに目指していただきたいのは、この無料で集めなくても代理店が増えていく状態です。
では、まだ実績がない、代理店は集まっているけど例として見せられる成功している代理店がない、という場合にはどうしたら良いでしょうか?
その場合は、まだ研修内容や提供ツール、支援内容などの制度を磨いていく必要がありますので、現段階では今に見合う初期費用を設定することを推奨します。
「まだ営業で使える資料がないけど、〇〇万円ください」
こんなことをいっても通じませんよね?でもそれに近いことをみなさんやろうとしてしまっているのです。
本当にスタートアップの時には「まだ始めたばかりだけどこうした実費がかかるので〇〇万円ください」
少し成果が出てきた時には「小さいですが成功事例が出てきているので〇〇万円ください」
ある程度出てきた時には「どうですかこれだけ成果が出ているので〇〇万円ください」
このようにステップアップしていく必要があります。
また、〇〇万円と設定しておいて、今はスタートアップなので、半額にします、10社までは無料です、とモニター的に募集するのも良く取られる手法です。
初期費用を設定することで、みなさんはそれ以上の価値をどう提供しようか、と真剣に考えるようになります。
本部のサポートは無形。
アイデア次第で、他社には真似ができない代理店制度を構築することが可能です。
これは代理店制度の醍醐味ともいえますので、是非いろいろチャレンジしていただければ幸いです。