2024年7月22日に実施した掲載企業様向け勉強会の内容をご紹介します。
<代理店ドットコムの最新情報>
1.サイトおよびサービスの一部変更
これまで資料請求者がリストに追加する前でも、「資料請求リストを確認」というボタンが目立っていましたが、追加してからオレンジ色になるように修正しました。合わせて、文言も「資料請求リスト」と簡略化しました。これは新規ユーザーにまず先にサイト内をいろいろ見ていただくための変更です。
また、トップページの真ん中以降のすべてのスライダーが自動で動くようにしていましたが、動きが早すぎて読み取れないという意見があったため、完全に停止した状態に変更しました。
掲載企業様向けのサービスとしては、ドットコム調査を先週末で終了することにしました。電話をかけている企業様はマニュアルなどをしっかり見ていただいて電話対応していただいているのに対し、電話をかけて来ない企業様は、その後、電話するよう案内しても結局業務改善が行われず撤退していくため、覆面調査としての意味をなさないと判断したためです。
カスタマーサクセスミーティングについても、全社に毎月1回実施するというスタンスではなく、必要な企業様はいつでもお申込みいただけるというように変更しました。
(これに伴い7/23付けで媒体資料、マニュアルもアップデートしています)
2.新システムへの移行
9月1日を目途に新システムに移行します。裏側のシステムですので、代理店ドットコムの見た目などは変わりません。例えば、管理画面にログインすると資料請求者の情報を確認できたり、資料請求の承認・非承認の連絡、請求書のダウンロードなどができるようになります。
これにより例えば個人は対象外なのに、資料請求が来てしまった場合、管理画面から非承認を申請することで、予算いっぱい資料請求を獲得できるようになります。
その他、こんなことができたらいいな、というご要望がありましたらご連絡ください。
3.デジタル展示会/不動産アライアンス
サイト上部のメニューからデジタル展示会という別サービスに進むことができます。こちらは、掲載中の企業様は無料で出展できるサービスです。開催中の展示会で、自社の募集に適したものがあれば、ご連絡ください。弊社で手動で追加していますが、漏れなどもありますので、ご連絡いただければできるだけ掲載できるように検討させていただきます。
別途、不動産会社を代理店にする座組みを不動産アライアンスと称して、新しいメディアを運営しています。(不動産アライアンスNews https://fudosanalliance.com/)不動産会社を代理店にすることで、自動的に新規顧客を獲得する仕組みができますので、この販路向けに商品を開発することもオススメしています。詳しくは個別にご相談いただければ幸いです。
4.フェーズ・ステージの確認
これまであちこちでお話はしているのですが、改めて代理店募集と事業拡大のフェーズを紹介します。
1)代理店募集開始
代理店を募集する際には、代理店ドットコムのような媒体での募集をPULL型、直接リストを作って営業をかける募集をPUSH型と呼んでいます。弊社ではこの両方を行うことを推奨しています。PULL型は向こうから代理店さんがやってきてくれて非常に効率的な反面、お相手の規模が小さいという特長があります。ここを補うのがPUSH型なのですが、実績や経験がないと受け入れてもらえない。なので、PULL型とPUSH型の両方での相乗効果を得ることを薦めています。
2)複数ページ展開
代理店ドットコムの特長として、複数のページを出して募集することが挙げられます。1ページだけ出してずっと待っているのではなく、複数出して多くのリードを獲得するというのが狙いです。この際に、代理店さんからいただく初期費用がまだ無料だけの企業様は有料への挑戦を行っていただきたいと思います。無料の場合、契約をしてもアクティブになりづらいということもありますし、広告費用もかかっていますので、その分を回収するためにも有料版のご用意を強く推奨します。
3)資料請求者への電話、面談、事業説明会の実施
この点では多くの企業様がご苦労されていると思いますが、本当に時間をかけていただきたいのは後に説明する教育や支援といった生産性の高い仕事なので、この部分はできるだけ自動化や動画を使った効率化を推奨しています。
4)代理店獲得(契約)
契約締結についても電子契約や規約+申込に切り替えて効率化を行うことを推奨しています。このやり取りをしている間に熱が冷めてしまうということが以前は少なくありませんでした。
5)獲得した代理店への教育・支援
代理店本部のみなさんに一番力を入れていただきたい部分です。ここはしっかり1社ずつフォローしたいところですが、動画を使った効率化も求められてきます。
6)成功した代理店の誕生
ここから先はあまりお話しする機会がないのですが、とにかく徹底的な支援、えこひいきしてもいいので成功した代理店を生み出してください。本部が費用を出してチラシをまいたり、出向して相手の代理店さんを成功に導いたり、とにかくまず1社成功させることが重要です。この過程で販促ツールが出来上がったり、研修内容が充実したり、本部の支援内容が完成していきます。
7)成功した代理店の増加
次に、成功事例をフル活用して、第二、第三の成功した代理店の開拓、育成に力を入れます。こうすることで全国に代理店が出来ていきます。
8)商品・サービスの拡充
代理店が増えてくると、次に売れるものはないか、という要望が出てきます。自社で新商品・新サービスを開発すれば、代理店さんも売上が上がるので喜んでいただけます。自社で開発しなくても、どこかの一次店になって商材を流してあげるということも有効です。このように更なる成功に向けて商品・サービスを拡充させることで本部としての成功を確立していくことができます。
この流れは実際に代理店ドットコムで成功していった企業様の流れでもあり、みなさんに辿っていっていただきたい道のりです。
5.各社様の課題確認(質疑応答)
(参加企業様より)
対応するまでの時間も遅くなってしまっているが、電話がなかなかつながらないのが課題。
他社さんではショートメッセージを使っているケースもあります。マニュアルにも記載している通り、まず電話。そして、丁寧に留守電を入れて、ショートメッセージやメールを送る。それでも会話したことがない相手には返信しませんが、好感を得ていれば2回目、3回目に電話した時に出てもらえるようになります。これを怠ると何度電話しても出てもらえない、ということが起こります。
マニュアル
https://b-seeds.com/files/successmanual.pdf
(掲載企業様より)
ショートメッセージを送る際の文面の例はありませんか?
マニュアルに留守電を残すスクリプトを用意してあります。ワードでもダウンロードできますので、こちらの文面を参考にしていただければと思います。
トークスクリプト(ヘルプサイト)
https://help.b-seeds.com/8-3/
(掲載企業様より)
メールで面談希望日を送っているが返信がない。
一度話した相手でしたら返信するかも知れませんが、なかなか難しいです。まず、人は何かをもらえるから行動するという特性があります。ここでクオカードとかをあげるのは意味がないので、どんな情報を提供すればいいか、ということを考えます。電話で話していれば相手の状況をヒアリングして、効果的なトークができますが、メールだけだと本当に欲しい情報、例えば、営業ノウハウ・成功事例・マル秘テクニックを教えます、くらいの内容ではないと簡単に面談は入ってきません。この点は各社アイデア次第ですが、必要でしたらメールでご相談いただいたり、カスタマーサクセスミーティングをご利用ください。
(掲載企業様より)
2-3社募集できればと思っていたが、10社ほど獲得できた。これから教育や支援をどう行っていくかが課題。
鉄は熱いうちに打て、というように契約して1-2ヶ月が勝負です。その間に動いて成果が出れば続けてくれるし、成果が出なければすぐに去ってしまいます。ミーティングをしてKPIを作り具体的な行動目標を管理することも大事です。時期的な問題があってすぐに動きづらいのであれば、年間カレンダーを各社ごとに作って、今の時期はこういう種まきをしましょうと行動を促すのも良いと思います。
(掲載企業様より)
まだ募集開始したばかりだが、資料請求が少ない。
実は掲載初日が一番資料請求が来て、その後、半減し、1-2週間ほどするとgoogleの検索にひっかかり出して、コンスタントに資料請求が入ってくるようになります。初日の動きを見るとかなり少ないので、すぐに次の手を打つ必要があります。貴社の場合、2つ目、3つ目の案は出ているので、資料をいただければすぐにWebページを作成いたします。
弊社では、1手打って反響を見て、2手目を用意するのでは遅いと思っています。1ヵ月経って2手目を考えて、実際に2手目を打つのは2ヶ月後では遅すぎる。初めから2手目、3手目を考えて用意しておいて、1手目の準備ができたら2手目を弊社に依頼いただく。こうすることで絶え間なく手を打っていくことができます。
弊社は掲載企業様に成功していただきたいと思ってあの手この手でお手伝いをと思って準備しています。是非掲載期間中は使い倒していただきたいと思います。
(掲載企業様より)
ページを増やすアイデアについて。
これは良くお話するのですが、ウォーターサーバーを拭きに行く代理店がいます。ご存知のようにウォーターサーバーは誰かが来て拭く必要はありません。でも、月に1回とか、総務や経営企画に出入りできるとしたら、拭きに行きたくなりますよね。三河屋さん方式と呼んでいますが、このような訪問する口実を作れば、顧客満足度の向上や、ヒアリングに基づくアップセル、信頼関係の強化などをつくることができます。
こうしたメリットは、報酬以外の代理店になる動機=インセンティブと呼んでいます。そのほかにも商品開発をすることでWebぺージを増やすこともできます。貴社の場合、コンサルティングサービスを追加したサービスとは、手前の営業過程で行っている診断サービスとかを商材にすればいくらでもWebページを増やすことができます。個別にご相談ください。
インセンティブを考えよう(ヘルプサイト)
https://help.b-seeds.com/11-5/
商品・サービス開発の方法(ヘルプサイト)
https://help.b-seeds.com/12-3/
今回は時間いっぱいお話をさせていただきました。本文にありますように、アイデア次第で簡単に飛躍できることもありますので、是非お気軽にご相談いただければ幸いです。本日は以上とされていただきます。ありがとうございました。
次回開催は8月19日(月)16:00-17:30
事前登録はこちらからお願いいたします。